・格安SIMにしてみたいけど初期費用がいくらかかるのか不安・・・
・お金の計算とか複雑そう・・・
格安SIMに移行する際には、少なからず初期費用が発生します
なるべくなら初期費用は安く済ませたいですよね
ちなみに僕も格安SIMに移行しましたが、初期費用は13,440円掛かりました
ですが人によってはもっと初期費用を抑えられます
今回は格安SIMに移行する際に、どの工程でいくら初期費用が発生するのか、また費用を抑える方法も合わせて解説していきます
格安SIM移行に発生する初期費用
格安SIM移行に発生する初期費用としては、次のものがあります
・MNP転出手数料
・キャリア解約手数料
・新しい格安SIMの契約事務手数料
・新しい格安SIMのSIMカード発行手数料
意外と手数料として初期費用が発生するんですね
ではこれらの項目を一つ一つ解説していきます
MNP転出手数料
MNPとは携帯番号ポータビリティ(Mobile Number Portability)のことで、現在使っている携帯電話番号をそのまま使いたい時に、MNP予約番号というものを取得することで電話番号を変更することなく格安SIMに移行することができます
逆に言えば、電話番号が変わっても問題ないよ〜という人にとってはあまり関係のないことですね
電話番号が変わると面倒な手続きが増えることが多いので、大多数の人はこのMNP転出手数料を支払うことになります
MNPの取得については、各キャリア共通で以下の手段で取得できます
・ウェブ上で手続き
・電話で手続き
・ショップに直接来店して手続き
僕はウェブ上で手続きを済ませましたが、すぐにできて楽だったのでウェブ上からの方法をお勧めします
MNP取得の手続きを画像付きで解説した記事もあるので合わせて参考にしてみてください
各キャリアごとの金額は以下のようになっています
ドコモ | 2,000円 |
---|---|
au | 3,000円 |
ソフトバンク | 3,000円 |
キャリアによって金額が異なっていて、ドコモが一番安くなっていますね
・電話番号を変えたくない場合は支払う必要がある
・キャリアによって値段が変わる
キャリア解約手数料
キャリア解約手数料というのは、いわゆる「2年縛り」というやつです
2年間の間に契約を解除したら違約金を支払わなければなりません
違約金の金額はどこのキャリアでも同じく9,500円です
僕は契約して2年経ったからいつでも契約解除していいんでしょ?って思ってました
しかしこれには大きな落とし穴がありまして、契約して2年経つと3ヶ月間の契約更新月が発生し、その期間内に解約すれば確かに違約金は払わずに済みます
ですが3ヶ月の契約更新月が過ぎるとまた自動的に2年契約にされるんですよ
2年経過すると3ヶ月の契約更新月が発生し、その期間内であれば違約金は発生しない
でも3ヶ月過ぎるとまた自動的に2年縛りになる
僕は最初「こっすい事するなあ・・・」と思いましたね(こっすいって方言なんだね)
しかし、この2年縛りの金額の大きさを総務省が問題視した事で、2019年の10月1日から2年縛りの違約金を撤廃もしくは大幅に値下げする動きがありました
全部のキャリアに共通して言える事ですが、2019年10月以降に契約した人は解約手数料が大幅に下がります
各キャリアごとによって微妙に条件が変わってくるので詳細を解説していきます
ドコモの解約手数料について
ドコモでは2019年10月1日以降に「ギガホ」、「ギガライト」、「ケータイプラン」に加入した場合は解約手数料が1,000円に下がりました
それ以前に契約していた人は契約更新月以外に解約すると9,500円掛かります
auの解約手数料について
auでは2019年10月1日以降に「2年契約n」に加入していた場合は解約手数料が1,000円に下がりました
それ以前に契約していた人は契約更新月以外に解約すると9,500円掛かります
またauに加入して11年目以降で、「2年契約」と「家族割」をセットで契約していた人の場合は解約手数料が3,000円になります
ソフトバンクの解約手数料について
ソフトバンクの場合は少し複雑なんですが、2019年9月13日以降に契約した人であれば解約手数料は発生しません
それ以前に契約していた人はこちらで詳しく確認できるので参考にしてください
今から新プランに変更してから解約すると手数料が抑えられる
契約更新月を待たずに解約したいけど、違約金は払いたくない!という人は、各キャリアが2019年10月以降に発表したプランに変更してから解約すると解約手数料を抑えることができます
・ドコモの場合は「ギガホ」、「ギガライト」、「ケータイプラン」に変更する
・auの場合は「2年契約n」に変更する
・ソフトバンクの場合は2019年9月13日以降に始まった新プランに変更する
ちなみに僕はプラン変更することなくそのまま解約したので普通に違約金9,500円を支払ってしまいました・・・
・契約更新月以外に解約すると解約手数料は9,500円かかる
・2年縛りが終わると3ヶ月の契約更新月が発生し、それが過ぎると自動的に2年縛りになる
・2019年10月1日(ソフトバンクは9月13日)以降に契約した場合は手数料が大幅に下がる
新しい格安SIMの契約事務手数料
新しく契約する格安SIMの事業者にも、初回のみ契約事務手数料を支払う必要があります
金額は大抵3,000円のところがほとんどです
しかしこの契約事務手数料はほとんどの場合、エントリーパッケージというものを購入することで無料にすることができます
エントリーパッケージで契約事務手数料を無料にできる
エントリーパッケージには16桁のエントリーコードが記載されてあります
格安SIM申し込みの際にエントリーパッケージに記入してある16桁の番号を入力することで契約事務手数料が無料になります
金額は300円程度が多いですね
エントリーパッケージは家電量販店で売っていたり、アマゾンなどでも多く取り扱っていて、紙媒体かダウンロード版かを選択できます
僕はアマゾンでダウンロード版を購入しました
正直、格安SIMを申し込むならエントリーパッケージを購入しない理由がないので、格安SIMを申し込む際は忘れずにエントリーパッケージを購入しておきましょう
エントリーパッケージを購入するだけで3,000円近く節約できるので使わない手はありません
・契約事務手数料は大抵3,000円
・エントリーパッケージを購入すると契約事務手数料が無料になる
・エントリーパッケージの値段は300円程度
新しい格安SIMのSIMカード発行手数料
格安SIMのSIMカードを発行する際にも初回のみ発行手数料が発生します
金額は400円程度のところが多いですね
値段自体はあまり高くありませんがSIMカード発行手数料も発生するということも忘れずにしておきたいですね
・初回のみSIMカード発行手数料が発生する
・金額は400円程度
SIMロック解除を店頭で行う場合は別途手数料が発生
SIMロック解除を自分でできない場合、店頭に直接お願いして解除してもらうことができますが、その際には3,000円ほどの手数料が発生します
ただ、このSIMロック解除は必ずやらなきゃダメ、というわけではないんですね
例えばドコモで買ったスマホならドコモの回線を取り扱っている格安SIMを選べば、SIMロック解除の必要は全くありません
実際に僕はSIMロック解除を行わずに格安SIMに移行することができました
この辺りのことは、格安SIMの疑問について書いた記事でも取り上げているので参考にしてみてください
また、各キャリア毎でSIMロック解除が必要ないお勧めの格安SIMの事業者(MVNOと言います)をまとめた記事もあるので合わせて参考にしてみてください
機種によっては非対応の場合があるのでご確認ください。確認方法もそれぞれ写真付きで載せてあります
・SIMロック解除を店頭でやってもらう場合は3,000円ほどの手数料が掛かる
・SIMロック解除は必ずしも必要ではない
まとめ
今回紹介した初期費用についてまとめてみましょう
MNP転出手数料 | 2,000円〜3,000円 |
---|---|
キャリア解約手数料 | 0円〜9,500円 |
契約事務手数料 | 300円〜3,000円(パッケージ代含む) |
SIMカード発行手数料 | 400円 |
SIMロック解除手数料 | 0円〜3,000円 |
最初にも書きましたが、僕の場合は全て合わせて初期費用が13,440円でした
思ったより初期費用が掛かると感じた人もいたかもしれません
でも格安SIMにすることで毎月約5,000円〜6,000円はスマホ代を抑えられるので、あまり大したことではないかな、と個人的には思います
人によって初期費用の金額はバラバラになりますが、ちょっとでも参考になれば幸いです