・バンドメンバーにリズムが先走り過ぎって言われた・・・
・独学で楽器をやっているけど効率の良い練習がしたい
ギターに限らず、楽器演奏の時ってリズムが重要ですよね
独学でやってると、結構リズムがないがしろになってしまいがちです
僕もバンド演奏で練習してた時、やたらギターだけが先走ってしまってメンバーに迷惑をかけたこと何回もあります
バンド演奏だけでなく、独学で演奏する際にもリズムはとても重要な項目です
そこでリズムを捉えながら練習するのには、メトロノームを使うことも有効です
今の時代ではデジタル式のものも多いですが、僕はコチラのアナログ式のメトロノームが好きで使っています
今回は、実際にアナログ式のメトロノームを使いながら3年以上練習してきた僕が、メトロノームを使って練習するメリットや使い方を解説していきます
アナログ式のメトロノームを使って練習する3つのメリット
アナログ式のメトロノームを使うことによるメリットは以下3点です
- 電池代が掛からない
- 他の音に埋もれない
- 見た目がクラシックでオシャレ
①電池代が掛からない
このメトロノーム、ねじ巻式なので電池がいらないんですよ
本体側面に付いているネジをクイっと回せばそれでOKです
電池式のメトロノームだとどうしても電池が必要だったりしますからね
継続的に使うものであれば、なるべく抑えられる費用は抑えたいところです
②他の音に埋もれない
デジタル式のものって、どうしてもデジタル音になるんですよ。ピッピッピって。ピコピコ音ってやつです
そういう音って他の音を鳴らしながら練習する時って埋もれがちなんですよね
自分の楽器の出す音や他の楽器の音に埋もれちゃって、何にも聞こえない時って結構あるんですよ
このアナログメトロノームだとカチカチ音に加えて拍の頭にカーンというベル音も鳴ってるので、埋もれずによく聴こえるんでその点はデジタルにない利点ですね
③見た目がクラシックでオシャレ
これは完全に主観的な感想ですが、見た目的にゴージャスでクラシックっぽくて好きです
様々な種類の色がありますが、僕のやつは黒い本体にゴールドの文字・パーツなので普通に置いてるだけでもインテリアっぽくなります
まあメトロノームなんで使ってなんぼですがw
こういうアナログ的な温かみのあるものって結構好きなんですよね〜
アナログ式のメトロノームを使う2つのデメリット
使ってみて、ここはちょっと気になるなってのが2点ありました
- 音量の調節ができない
- ネジを限界に巻いて連続稼働時間は20分くらい
①音量の調節ができない
先ほど他の音に埋もれないと書きましたが、それだけまあまあ音量が出ます
アナログなので、このへんの音の調節はできないです
デジタルだと好みの音量に設定できますが、ここはアナログ式の悲しいところですかね
音量は大きいですが超騒音!ってほどでもないので気になる人は気になるかな?ってレベルです
僕は特に気にならなかったですが、集合住宅で壁がうっすい場所だったら使用する時間帯は考えた方がいいかもしれません
まあもしそういう環境だったらそもそも場所を変えて演奏した方がストレスなくできるのでいいと思います
②ネジを限界に巻いて連続稼働時間は20分くらい
ネジ巻式なので連続して動くには限りがあります
テンポにもよりますが、大体テンポ60で20分くらい持ちます
まあメトロノームを使う時って練習する時なので途中で止まっても差し障りはないとは思います
流石に本番中にメトロノームは使わないでしょうし・・・
個人的にはテンポ120くらいで5分も使えればいいなと思っているのでこの辺は好みでしょうかね
アナログ式メトロノームの使い方
簡単に使い方を説明していきます
まずこのようにカバーを外します
次にテンポの設定をします
この盾みたいな形したやつの上の線を基準に見ていきます
この写真だとテンポ92ですね
下に設定するほどテンポは速くなっていき、上に行くほど遅くなっていきます
テンポの設定をしたら、次は拍の設定です
本体側面のネジの上のほうに付いているやつですね
これを引っ張ってみます
6|4|3|2|0と書いてありますね
拍ってのは拍子のことで、4拍子なら「タ・タ・タ・タ」、3拍子なら「タ・タ・タ」となります
これを4拍子に設定してみましょう
1段階押し込んで、【6】が見えなくなりましたね
この状態が4拍子です
この状態で使うと、「カチ(カーン)、カチ、カチ、カチ、カチ(カーン)、カチ、カチ、カチ」と、拍子の頭をベルの音で教えてくれます
これを6、4、3、2拍子に切り替え可能です
ベルの音いらないって時は最後まで押し込んで0だけ見える状態にすればOKです
ではネジを巻いて使っていきましょう
真ん中の振り子を軽く押します
ロックが外れました
これでネジが尽きるまでカチカチ言い続けます
止めたい時はまた少し押し込んで真ん中のところで固定すればいいです
まとめ
今回はアナログ式のメトロノームについて解説しました
ちょっと堅苦しい感があるかもしれないですが、試しに鳴らしながら練習してみたり、曲を演奏してみたりすると新たな発見があります
デジタルのものを使ってみて物足りない!という時は1度こういったアナログを使ってみるのも良いですね