・普段使いに最適なアンプが欲しい!
・ギター歴も長くなってきたし、そろそろ良いアンプも使ってみたいな
エレキギター弾きにとって、アンプというのはギター本体と同じくらい重要な機材ですよね
僕も長年、自分にとって最適なアンプはなんだろうと思いながら機材を探しつつ試行錯誤していました
そこで最近出会ったのが、ジャズアンプとして知られるヘンリクセンというメーカーのThe Bluというアンプです
このThe Bluを使ってみて、3ヶ月経ったので実際に使ってみた感想をレビューしていきます
中級者以上の方全てにお勧めできるアンプです
ヘンリクセン The Bluの簡単なスペックと実物写真
■タイプ:コンボアンプ
■出力:120W
■チャンネル数:1
■5バンドEQ
■サイズ(cm):(W)22.8 x (D)22.8 x (H)22.8
■重量(kg):5.4
これは正面から。正四角形で小ぶりですね
背面です。ヘッドフォンを挿したりもできます
イコライザーが5つ。リヴァーヴも搭載されてますね
電源を入れると「Henriksen」の文字が光ります
洗練されたクリーントーンによって普段使いとして最適なアンプ
使い続けて思ったのが、クリーントーンがとにかく綺麗!
普段使いするギターアンプの一番重要視するポイントは人それぞれだと思いますが、僕はとにかくクリーントーンが綺麗かどうかを重要視しました
コード弾きにしろ、アルペジオにしろスケールにしろ、やはりクリーンな状態で快適に音を鳴らせるかどうかがポイントになってくるかと思います
The Bluはその点は見事にクリアーしてくれましたね(結構なお値段するので、クリアーしてもらわないと逆に困る笑)
また、小さいボディの割に内蔵されたリヴァーヴがめっちゃ綺麗に響くんですよ
ちょっと深めにリヴァーヴかけてジャズ・フレーズとか弾くともうね・・・病みつきになりますよ
僕は今までクリーントーンはYAMAHAのTHR10を使っていました
THRも値段の割に音が綺麗で、たくさんエフェクトも入っているので費用対効果は高く気に入っていましたが、クリーンで弾いた時に高音がキンキン耳に響いて耳障りに感じることも多々ありました
イコライザーで調整してもその問題が解消されることはなかったので気になりつつも使っていた、という感じなんですが、このThe Bluを使ってからは快適そのものですね。やっぱ高いだけありますよ
またジャズアンプ、とありますが、ブルースでもファンクでもポップスでも全然いけます
ただマーシャルみたいな歪みは期待できないのでそこは使い分け、といった感じですね
ヘンリクセン The Bluを使って感じたデメリット
かなり絶賛しましたが、どんな商品にも探せば粗というのは見つかるものです
1点挙げるとすれば、ボディが小さいのでやはり同価格帯のアンプと比べるとパワー不足感は否めないかなあという印象です
しかし120Wというこのボディからは考えられない出力を兼ね備えているので、小さいからといって侮れません
僕は以前フェンダーのツインリヴァーヴを使っていましたが、それに負けずとも劣らずのパワー感でした
あと金銭的なことを言うと、値段が17万円以上するのでそのお金があればちょっと高めのヘッドアンプとかが買えたり、もう少し貯めればボグナー買えそうとかは思うかもしれませんね
小さめなサイズの割に結構な値段はしますが、クリーントーンが綺麗=普段使いに最適=毎日使うと考えればコスパはかなり良いように感じますね
ヘンリクセン The Bluを使って感じたメリット
実際に使ってみて感じたメリットは以下の4点です
①洗練された綺麗なクリーントーンによって普段使いに最適
何度も書いてますがクリーントーンがすごく綺麗で耳障りが良いです
やはり毎日使うアンプですから、ストレスのない音・心地良い音というのは何にも変え難いポイントだと思いますね
また、小さいボディにも関わらずリヴァーヴが凄く綺麗に響くので深めのリヴァーヴをかけてリードを弾いたりすると凄く気持ちが良いです
もはや余計にエフェクターを使わなくても良いとも思いますね
僕は普段クリーンで弾いていて、歪ませたい時はアイバニーズのTS808HWだけ使って歪ませてますが、こちらも相性バッチリです
これでロックやブルースを弾くと本当に病みつきになって時間を忘れてしまいますね
②5バンドイコライザーによる細かい音作り
イコライザーが5つあって細かな調整が効くのも嬉しいポイントです
一般的には自宅演奏用のアンプはイコライザーが3つ搭載されていますが、それよりも更に深く自分好みの音を作り出せるので玄人も納得できる音を作れるのではないでしょうか
僕は一度自分の好みの設定にしたらあまり変えることはないですが、シーンによって設定を使い分けるという使い方も楽しそうですよね
③ボディが小さくパワーもあるので持ち運んでのライブにも使える
ボディサイズが22.8cm×22.8cm×22.8cmで重量も5.4kgと軽量なので自宅演奏のみならずライブでも十分通用するみたいです
みたい、というのは僕が実際にこのアンプを使ってライブをしていないので不確定なことは書けないのですが、多方面から見てもライブでも十分使えるという声を拝見します
出力が120wとパワーも申し分ないので、そこそこの規模のバーで演奏するのであれば、この軽量化したジャズアンプを持ち運んでミニマリスト・ギタリストの道を進むのもスタイリッシュでかっこいいですよね
④オプションとしてケースが付属する
持ち運ぶために専用のケースが付属してきます
中身もなんだか高級感溢れていてオシャレですよね
僕は自宅演奏ギタリストなので持ち運ぶ機会はそうそう無いですが、持ち運ぶことが多い方にとっては、このケースが付属するのも嬉しいポイントなのではないでしょうか
まとめ:中級者以上の方には一度触ってみて欲しいアンプ
今回はヘンリクセンのThe Bluを紹介してみました
正直値段もまあまあ張るので初心者よりも、むしろギター歴がそこそこ長くなってきた中級者以上の方にこそお勧めしたいアンプですね
毎日使うアンプだからこそ常に気持ちの良い音で演奏したい
このアンプはそんなギタリストの欲望を忠実に叶えてくれるアンプだと思います
普段使いに最適なアンプを求めている方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか