どうも、むかみです
今回は、ひろゆき氏の『このままだと、日本に未来はないよね。』を読んでみての書評になります
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本屋でぶらぶらしてるとたまたま目にしたので買ってみました
ひろゆき氏と言ったら2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)の創始者で有名ですよね
歯に衣着せぬ物言いでアンチも多いひろゆき氏ですが、その論破力も凄まじいですよね
この書評も「あなたの感想ですよね」と言われればそれまでなんですがw
何かと世知辛いこの世の中。少子高齢や福祉問題など、暗いニュースばかりが目立つ昨今の日本ですが、そんな日本で今後どのように生きればいいのかを綴っています
個人的に気になったところをピックアップして行こうかと思います
ひろゆき氏の見聞がめっちゃ広い
まず思ったのが、ひろゆき氏の見聞がものすごく広くてびっくりしました
僕が無知なのもありますが、次々と新しいことを知れました
フランスやイギリスが2040年までにガソリン車の販売を終了するだとか、日本にカジノを作っても近くにマカオがあるからわざわざ日本に客はこないだとか、豆知識的なことがいっぱい書いてました
あれだけの大規模なサイトを運営していたから、知識量は凡人とは比べものにならないんだろうなあと感じましたね
”無敵の人”にウサギを配ろうという考え
無敵の人というのは、社会的にあまり居場所がないおじさん。言い方は少し悪くなりますが「キモくて金のないおっさん」と表現しています
この無敵の人にはウサギを配ると社会に居続けてくれるんじゃないか、という提案です
これはどういうことかというと、無敵の人は基本的に周りから必要とされていないことが多く、だから自分よりも弱い存在であるウサギを与えてやると生きがいを見つけるのではないか
「自分が社会からいなくなったらこのウサギの世話をする人がいなくなるから」と言って社会に居続けてくれるのではないかという考えです
この考えは実際にベネズエラで取り組まれたそうです
目的が食料問題を解決するために、という違いはありましたが、実際ウサギを配ってみたら食べることはなく、名前をつけて可愛がられたそうです
ただ食料の問題解決としては失敗だったようで、次はヤギで試すんだとか
ベーシックインカムでお金をばら撒くよりウサギの方が安上がりだから個人的には推したい、と言っています
なかなか斬新な考えだと思いましたね
でも、僕も悪くないんじゃないかなと思いました
もちろん生き物なのでぞんざいに扱ってはダメなので、与えたらしっかりと周りのフォローも必要にはなってくると思いますが、引きこもりやニートの人たちに生きがいを見つけてあげる一つの手段としてはアリなんじゃないかと思いました
ベーシックインカムの一つのメリットとしてクリエイターが増える
先ほどベーシックインカムの話が出てきましたが、ベーシックインカムを導入するとクリエイターが増える、と綴っています
ベーシックインカムというのは政府から国民に対して一定の金額を定期的に支給するという政策のことです
要は国から定期的にお金がもらえるということですね
そのベーシックインカムを導入すれば生活の最低限のお金は国が提供してくれるのでそれまで働いていた時間でコンテンツ制作の技術を磨くことができる、というものです
日本には個人でも素晴らしい作品を出している人がたくさんいますよね
そのような素晴らしい作品を出していても、生活のために別の仕事をして働いている人も多いです
でもベーシックインカムにより働く時間を大きく短縮することができればその時間でまた新しく面白いコンテンツができると日本のクリエイターたちのレベルもドンっと上がってまた面白いコンテンツが生まれるという
もちろん事はそう簡単にはいかないと思いますが、考え方として間違ってないんじゃないかなと思いました
これからの日本を生き抜くには人と比べない生き方が必要
これ結構いろんなところで聞きますよね
何かしらの技術を学ぶにしろ他人との比較は意味がない!というのはよく耳にします
じゃあ具体的にどうしたらいいのかというと、上を見て比較してしまう性格や考え方は人生にとって害悪でしかない、と言い切っています
これは僕も大いに同意で、例えばTwitterとかYoutubeでも、ギターが上手い人はめっちゃくちゃいるわけです
そんな人たちを見て「ああ、こんなに弾いてるのに自分はダメだ」なんて思ってしまってはもったいないですよね
上と見比べると大抵はマイナスにしかならないので他人と比較しない事が大事だと思います
この辺りのことは『【初心者用】ギターを弾き始めた時に避けるべきたったひとつの行動』という記事にも書いたので合わせてどうぞ
まとめ
ひろゆき氏の本は初めて読んだんですけど、すごい物知りだなあと思いました
例え話の引き出しがめちゃくちゃ多い!てか僕が知らないだけだったりするんですけど
アンチも多いひろゆき氏ですが、発信する時は自分の思考をなるべく基準にしないように考えているそうで「統計的にある程度こんなだろうな」ということを考えるようにしているそうです
あの名言「なんかそういうデータあるんですか?」というのはこういう考えから生まれたのかもしれませんね
雑学的な意味でも結構ためになることが多かったので興味があれば一度読んでみてください
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