インターネットが発達しまくった現代においても、文章というのはいまだ様々なシーンで使われていますよね
仕事でもプライベートでも、文章を使わないことってそうそうないはず
かくいうこのブログも文章で構築されています(読みやすいように精進は致しますw)
今回は、自分のブログでの文章力を上げるためにもと思って購入した『人を操る禁断の文章術』という本についての書評になります
タイトルがなんかいかにも・・・って感じで怪しさが立ち込めますねw
著者はメンタリストのDaiGoさんです
DaiGoさんの書籍を買うのは2冊目ですが、なかなか興味深い内容だったので、読んでみて「あ、これ良かったなあ」と思う部分を挙げていこうと思います
人とのメールのやりとりや企画書作りなど、ビジネスシーンでも結構重要なことが書かれていたのでビジネスマンとかにもお勧めです
この書籍はアマゾンプライムリーディングの対象になっているので、プライム会員の方は無料で読むことができます。まだプライム会員でない方はこの機会にプライム会員になることを検討してみてください。
伝わる文章だけではダメで、〜したくなる文章を書く
人に情報を伝えたいときって、ついつい文章量が多くなってしまいます
それ自体は別に悪いことではないんですけど、本当に伝えたい内容に肉付けしまくって、一体何を伝えたかったのかが分からなくなってしまうんですよね
僕も場合によってはついついオタク特有の早口の如くバーっと脈絡のないことを書きがちなんですが、要は内容を絞れってことですね
情報を与え過ぎずに、読み手に想像させることが大事で読み手が都合の良いように想像できる余白を残している方が良い文章だとしています
確かに伝わるのは良いんだけど、その先にどうして欲しいかが大事ですよね
人の悩みは「HARM」に分類される
「HARM」とは直訳すると「害」らしいのですがビジネスシーンでは以下の4つの分類されています
H・・・Health(健康)
A・・・Ambition(夢、野望、将来)
R・・・Relation(人間関係)
M・・・Money(お金)
ダイエットなら健康の悩み(Health)、転職なら将来の悩み(Ambition)といった感じです
人が動くのってこういった「悩み」が大きなポイントだったりしますよね
そしてこのHARMに世代を掛け合わせると確実に悩みが分かったりします
例えば10代の健康ならダイエット、20代なら腰痛やストレス、30代なら薄毛やメタボなど、世代によって悩みも変わってきますよね(薄毛が怖い・・・)
人の悩みが知りたいならHARM × 世代
これはしっかりと覚えておこうと思いました
大事なことは表現を変えて10回繰り返す
伝えたいことがある場合、繰り返すのは有効な手段らしいです
でも、注意するのが同じ言葉を3回以上続けることなんだとか
確かにクドクド続けられても途中で飽きちゃいますよね
そして表現を変えて10回繰り返すのが大事とあります
例えば友人を「フットサル大会」に誘おうとしたら「フットサル」という単語は多用せず、「運動」、「スポーツ」、「ドリブル」、「健康」、「汗」など、いろんな関連項目に置き換えて文章に落とし込んでバリエーションを持たせると読み手の関心を引きつつ説得力を高めることができます
言葉のボキャブラリーというか、語彙力をもっと高めようと思いましたね
マイナスの内容をプラスの内容で挟み込むとドラマが生まれる
上げて下げて、また上げるというテクニックがあります
映画とかでもずっと上がりっぱなしだと面白みに欠けますよね
最初は順風満帆だったけど、どこかで何かしらのハプニングがあって、それを解決して感動が高まる
これを文章に応用するということです
例えば相手に伝えづらい内容があったとしても、それを伝えなきゃいけない時に、
「今回の売り上げは前期よりも少し上がりました」・・・プラス
「でもまだ経営は厳しく、大幅な給料アップは見込めません」・・・マイナス
「ですがこれを機に一致大団結するためにも、会社負担で焼肉食べ放題に行きます!」・・プラス
みたいなね
(ちなみに会社の集まりなんか行きたくねーよ!という方もいると思います。ていうか僕も。でも焼肉なら行きたい)
まとめ
ざっくりな印象としては、読んでみると「あ、なるほど」ていうポイントが結構ありました
特に僕なんかはこうやってブログ書いてるのでこういうテクニック的なことを学ぶのも良いかな、と思いました
LINEなんかのやりとりにも応用が効くので、ビジネスマンだけでなくどの世代、職種の人にも刺さる内容だと思います
ネットが発達して文章を書くことが少なくなった現在だからこそ、周りと差をつけるためにも文章力をアップしていきたいですね