・ついSNSやYouTubeでギター動画を見漁ってしまう
・独学でギターを弾いてるけど成長できてるか不安
人々にとって一番身近な楽器の一つであるギター
そのルックス、音色、ギタリストに惹かれてギターを手に取る人も多いです
楽器人口の割合でも常に上位に存在し続けるギターですが、その中でよく耳にするのが「ギターは独学でできるのか問題」です
結論から言うとギターは独学でも演奏できます
ただし、独学でできるけど初心者の方が気をつけておいた方がいいことが一つあります
それはネットに無料で落ちてる情報だけで学んでしまうことです
この記事では、ネットの情報をすぐ鵜呑みにしてしまうとなぜ危険なのか、それに対する対策法も合わせて解説していきます
無料で情報を得られる時代だからこその危険性
今の時代、小学生ですら情報を発信できてお金を稼ぐことのできる時代です
僕ら(90年生まれ)が子供の時には考えられなかったですよね
で、SNSやYoutube、ブログなどでもそうですが基本的に情報っていうのは無料で落ちていることが多いです(有料のnoteとかもありますが)
無料だとついついそっちに見入ってしまって、「なんとか無料で吸収できるところまで吸収してやろう!」と思いますよね
当然の思考だと思いますし、僕だってタダならそっちの方がいいです
でも、こと音楽、特にピアノなんかと違って独学人口の多いギターに限っては無料で情報が溢れている時だからこそ注意が必要なんです
素人が発信する間違った解釈を鵜呑みにしてしまう
今はネットのあらゆる媒体で素人でも自分の知識を発信することができます
極端な話、ギター始めて1週間経ったばかりの人が「弾き方をレクチャーします!」と言うこともできちゃうわけです(もちろん初心者に最も近い目線で話せるという利点もありますが)
で、その情報が正しいかどうかなんて、初心者のうちは判断がつきませんので、「まあ、なんとなく良さそうだからこの通りやってみるか」と鵜呑みにしてしまいがちです
これが最も危険です
・「カッティングの時は右手はこの位置に置きましょう」
・「フィンガーピッキングはこのように弾きます」
と、動画で解説していたりするのを見たことありませんか?
それも100パーセント正しいものとは言い切れないので注意が必要です
音楽理論に関しても同様のことが言える
ギターの弾き方もそうですが、音楽理論に関しても同じことが言えます
昨日今日知識を得たばかりの人が、「〇〇のコードの時には〇〇のスケールが適していて〜」なんて言うことってネットの世界では日常茶飯事です
音楽理論は人間の耳で聴いた印象を頼りにしているので、絶対的なルールは作れません
教わる環境によって解釈の違いが生じるので、あちこちでズレが生じます
特に個人が運営しているブログなんかは要注意です
僕のようにプロでもなんでもない人が「音楽理論とは〜であって、〜するべきだ!」みたいなことを書いている人、結構見かけます
僕は音楽やギター関係のことを記事にしていますが、「音楽理論」と「弾き方」に関することは極力説明しないようにしています
なぜなら僕はプロではないからです
プロではない人が、ブログを見にきてくれた人に「伝言ゲーム」のように誤った情報を伝えていく危険性があるからです
例えば、バークリー大学と言うアメリカの名門音楽大学で学んだ人は大学から1次情報を得ます
その人から学ぶと、今度は2次情報になります。その次が3次、4次・・・
情報が点々としていくにつれて解釈に差が出てくるのは明白ですよね
なので極力、プロではない人から弾き方や音楽理論を学ぶのは避けるべきだと考えています
結局、質の良い情報を得るには少量でもお金が必要
結局のところ、無料で得られる情報はたくさんありますが、それで良いかと言われると正直本人次第なところはあります
「音楽の教育にお金なんかかけてられないよ」と言う人の意見も完全に間違っているとは言い切れませんし、どこにお金をかけるかなんて人それぞれです
本人が楽しければそれが一番良いですからね
ただ一つ言えるのは、無料で落ちている情報は有料のものに比べて質が劣ることが多いということです
僕も教則本を買ったり、高額なお金を払ってオンラインメソッドを買ったりしたことはありますが、無料のものに比べて品質はやはり高いことの方が多いです
音楽に関する教育費を全てタダにしたいと言う考えを否定はしませんが、無料の情報には無料なだけの理由があると言うことだけでも知っておくといいですね
ネットの海に流されないための2つの解決策
では情報過多のこの時代にするべき解決策は何かというと、2つあります
- プロが出版している教則本やDVDなどの商材
- 音楽教室に通う
①プロが出版している教則本やDVDなどの商材
ひとつ目はプロが出版している教則本やDVDなどを買って学ぶ事です
実際に教則本を出しているほどの方であれば、情報の信憑性はある程度保障されています
ただこれにも落とし穴があって、「売れるためのワードをたくさん盛り込んで肝心の中身がスッカスカ」と言う教則本も実際に存在していて、僕もそのような教則本を買ってしまったことがあります
音楽を学び始めた時期にそのような教則本を見ていて、随分混乱させられました
ちなみに僕がこのブログでお勧めしている教則本に関しては、本当に良いと思ったものしか紹介していません
もちろんそれも向き不向きはあるかもしれませんが、著者の「良いものを提供したい」と言う思いは感じ取れる本ばかりだったのでそこは安心してください
②音楽教室に通う
二つ目は音楽教室に通うことです
ただ、いきなり教室に通うってものもハードル高いですよね
でもある程度高いクオリティで演奏してみたい!と言う方は、やはり実際にプロに弾き方、佇まい、理論、機材知識などをレクチャーしてもらうのが良いと思います
シアーミュージックスクールという音楽学校は、北海道から沖縄まで、全国に展開していて実績もある有名な音楽教室です
続々と利用可能地域を広げており、マンツーマンでレッスンもしています
音楽教室に通う際に選ぶポイントとして、マンツーマンでレッスンを受けられるかどうかは重要なポイントです
音楽を続けていくにあたって人から教えてもらうということは必須では無いですが、いち早くステップアップするための時短になると僕は考えています
無料体験レッスンがあるのでまずは体験してみて、自分には合うのかどうかを体験してみるのもいいかもしれません
きっと今までとは違った経験が得られると思います
まとめ:無料の情報には気を付けろ!
ネットは便利な分、危険性も含んでいるのは承知だとは思います
音楽に関しても同じことが言えます
無料でいろんな情報を得られるのは素晴らしいことですが、本当に自分に必要な情報かを取捨選択していくのが大切です
ある程度高品質の情報を得たいのであれば
- プロが出版している教則本やDVDなどの商材
- 音楽教室に通う
この2つを選びましょう
ネットの渦に巻き込まれないように気をつけていきたいですね