働くギタリストのむかみです
今回は【まんがでわかる 頭に来てもアホとは戦うな!】を読んでみての書評になります
どんな職場にも「やなやつ」っていますよね人の足を引っ張ったり自分勝手だったり
その「やなやつ」を「アホ」と表現して話が進んでいきます
普通に3人称が「アホ」として話が成立しているので結構シュールでしたw
実際この漫画のようにうまくいくかはちょっと疑問ですが、確かに納得はできる内容でした
僕の周りにはこの本に出てくる「アホ」みたいな人は「現在」はいません。昔はいました
読んでいて「あ、これならあのアホには効果的だったのかな」と思う部分があったのでそれを列挙していきます
アホとは衝突するな!
まず、アホとは衝突しないことが大事としています
これはねえ、確かに大事!
僕もアホと衝突まではいかないけど、歩み寄ろうとは全く思ってなかったですね
「なんでこんな奴のために俺がこんな思いしなきゃならねえんだ!」っていっつも思ってました
もちろんその結果良くなる事はなかったですね
でもそんな態度を取っても自分にとっては全くプラスには働かなくって、むしろ「あいつは生意気だ」などとマイナス方向に働くことの方が多かったりするわけです
じゃあどうすれば良いのかと言うと「やられたふりをする」のが良いんだとか
つまり、相手に花を持たせることです
・・・・うん!普通に無理!!って思いますよね
多分、プライドの高い人ほど「いや、あいつに花を持たせるなんて・・・」と思うことでしょう
僕もアホに花を持たせるのは嫌ですよ
でもそれって仕事に対して熱を持ちすぎてるからなんじゃないかなあ、と今では思います
ちょっとくらいクールダウンして仕事に臨むくらいのスタンスがちょうど良いんじゃないかなあと感じています
そうすると達観している人みたいになって周りをよく見通せるんじゃないかなあと
真面目すぎるのは悪くはないと思いますが、少しくらい力を抜いても良いんではないでしょうか
気まずい時こそ、積極的に話しかける
とりあえず自分から行動を起こさない限りは、よほどのことがない限り自体は良くならないですよね
だってアホからこちらに歩み寄るなんてまずあり得ません
そんなアホには、こちらから積極的に話しかけると良いとしています
僕のところにいたアホは、仏頂面で機嫌がいい時は良いけど悪い時は周囲を引っ掻き回すような気分屋タイプでした
その人は基本的に口数は少ないのですが、僕は立場的にその人に一番近しいポジションにいたので、僕の方から仕事のことで質問したり話しかけたりはするようにはしていました
ただその分、ストレスは半端なかったですけどね
でも当時、この本を読んでこう言ったテクニック的なことを知ってたらもう少し肩の力を抜いて仕事できてたのかなあとも思います
僕はなんとか耐えられたクチでしたが、それで精神を病んで退職してしまう人だっているわけですからね
とにかく、険悪な時こそ自分からアホに話しかける
そうすると相手は「お、こいつ俺を頼ってるのか」って言う気持ちになると思います
まあ「アホになんか構いたくない!」と言う気持ちは痛いほど分かります
でもそのアホに消耗するのもバカらしいじゃないですか
だからせめて表面上は仲良くしといて実は自分のいいように使ってやろうくらいの気持ちを持っとくのが気楽でいいんじゃないでしょうか
まとめ:アホは利用してやるくらいの気持ちでいると楽
多分全部が全部この本のようにはいかないとは思います
何やったって頑固な人もいますし、そう言う「アホ」の方が出世しているのも事実ですから
なのでこの本を読んで、とりあえずアホとは戦わず内心では自分のやりやすいように利用してやるくらいの気持ちでいると精神衛生上よろしいんじゃないかなあと感じました
世知辛い日本社会、ぜひアホに消耗されないようにうまく生きていきたいですね