・ギターを始めたけどFコードが弾けない
・指が痛くてうまく押さえられない!
ギターを始める人にとって、最初の壁になるのがFコードと言われています
Fコードの押さえ方は、まだ指の皮が柔らかい初心者にとっては難易度の高いコードと言えます
Fコードが弾けないという理由でギターが嫌になって辞める人も実際見てきましたが、本当にもったいないと思います
結論から言うと、そもそもFコードなんて弾けなくて良いんです
最初から難易度の高いコードを完璧に弾こうとしてしまうから挫折してしまいます
この記事ではFコードを弾かなくてもいい理由、またFコードが弾けなくて悩む初心者に向けた解決方法についても解説していきます
Fコードがうまく押さえられなくて挫折しかけている初心者ギタリストにはぜひ目を通して欲しいです
初心者は指の皮が柔らかいから抑えづらい
ギターを弾いていると、指の皮がだんだん厚くなってきます
これをギター指と言います
指の爪よりも肉のほうが出っ張ってきている状態ですね
ギターを長年弾いていると、このギター指が出来上がっていくので初心者の時に感じたような痛みもだんだん感じなくなっていきます
当然初心者はまだギター指が出来上がっていないのでちょっと押さえるだけで指が痛くなってしまいます
無理はいけません。痛みを感じたら一旦中断しましょう
まずは無理せず、ギター指が出来上がるのをじっくり待って長い目で見て練習していきましょう
Fコードの押さえ方は特に指に負担のかかるコード
Fコードの押さえ方は、人差し指で全部の弦を押さえて、中指、薬指、小指も使って押さえるコードです
はっきり言って、上級者でも常に完璧に弾けるかと言うと、即答で頭を縦に触れないようなコードです
僕の尊敬しているプロギタリストの方でも、「今から全国ネットでFコードだけを弾いてみろ!」と言われたら、ちょっと練習すると思う・・・と仰ってました
そんな難しいコード、ギター指の出来上がっていない初心者が完璧に弾けるわけがないんです
もちろん将来的には押さえられるようになるとすごく便利なコードですし、汎用性が高いコードです
でも、先述したようにFコードは難易度の高いコードなので、初心者の方が弾けないからといって卑下する必要は全く無いわけです
解決策:Fコードの代わりにA・D・Eコードを練習する
具体的な解決方法としては、Fコードを弾かずに別なコードを練習しましょう
Fコードの代わりに練習するコードは次の3つです
- Aコード
- Dコード
- Eコード
これらのコードは初心者でも十分に押さえられる難易度の低いコードです
このコードを練習することをお勧めする理由としては、これらの3つのコードだけで曲として成立してしまうことにあります
3つのコードを弾くだけで曲になる
試しにAコードをジャカジャカ弾いて、次にDコード、その次にEコード、最後にまたAコードを弾いてみてください
なんか曲っぽくなってると思います
これら3つのコードだけで普通に曲として成立していて、実際にこの3つのコードだけで世に流通している曲も数え切れないほどあります
いわゆる3コードというものですが初心者のうちはこれ以上知る必要はありません
トニックだのドミナントだの、色々解説しているサイトやYoutuberの方が本当にたくさんいらっしゃいますが、混乱するだけなのでまずは上記の3つのコードを覚えましょう
慣れてきたら自分なりにアレンジしてみる
ある程度慣れてきたら、順番を入れ替えたりして弾くのも良いと思います
A、D、Eだったり、D、E、Aだったり、E、D、Aでも良いでしょう
特定のコードの時だけリズムを変えてみるというのも良いですね
とにかく3つのコードを弾きながら、自分なりにいろいろカスタマイズしてみてください
そしてそれらのコードの感覚を身に付けてみてください
そうしていくうちに指の皮がだんだん厚くなり、ギター指が自然と出来上がってきます
そしてまたFコードにチャレンジした時に自然と押さえられるようになっています
一見遠回りのように見えるかもしれませんが、延々と弾けないFコードにチャレンジして苦しんでいる人よりも遥かに前進しています
A・D・Eコードも弾けるようになって、その上Fコードまで簡単に弾けるようになってる人だとどちらが良いか明らかですよね
まとめ:Fコードからとりあえず離れよう!
とりあえず、Fコードから一旦離れましょう
そして、Fコードの代わりに弾くのは次の3つです
- Aコード
- Dコード
- Eコード
これらのコードをジャカジャカ弾けるようになってれば、Fコードも難なく押さえられるようになっているはずです
初心者の鬼門となっているFコード
それを弾けるようになった時には、もっとギターが楽しくなっていると思います