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【ギター初心者】手が小さいギタリストは必見!手の大小は気にしなくて良い理由

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・自分は手が小さいからギター演奏には不利

・小さいよりは手が大きい方が有利でしょ?

よく「手が大きいとギター演奏には有利だ」という声を耳にしませんか?

逆に「僕は手が小さいからギター演奏が苦手なんだ><」という人もたまにいますよね

しかし、手が大きい人にもメリット・デメリットは存在します

メリット
  • 手が大きく開けるのでストレッチが容易になる
  • 難しいコードを押さえられる
デメリット
  • ハイポジションが押さえにくい
  • 指に無駄な動きが生じやすい

この記事では、手の大きい人のメリット・デメリットについてそれぞれ解説していきます

手が大きい人のメリット

手が大きい人のメリットは次の2点です

  1. 手が大きく開けるのでストレッチが容易になる
  2. 難しいコードを押さえられる

メリット①手が大きく開けるのでストレッチが容易になる

ギターを演奏する際に、指を大きく開くことを【ストレッチさせる】と言います

指が大きく開くというのは最大のメリットですし、手を大きく開こうとして筋トレし始める人もいます

ちなみにギター演奏のために筋トレするのはお勧めしません

手を大きく動かせるということは、通常サイズの人ができないようなプレイングが可能ということです

特にギターはローポジション(ヘッド側)にいくほどフレットの幅が広くなっていきます

ハイポジション(ブリッジ側)で弾けたフレーズも、オクターブ下げたローポジションで引くと弾きづらい、ということが起きにくく、これはかなりのアドバンテージと言えます

ローポジションでのフレーズって手を大きく開かないと弾けないようなフレーズもいっぱいあるので結構キツかったりするんですよ

僕なんて昔、オジーオズボーンの「ミスタークロウリー」という曲をコピーしてたんですけど、ソロフレーズで6弦1、3、5フレットをハンマリングして5弦1、3、5フレットをハンマリングするフレーズがあったんですね

で、指が全然開かないもんだからモバゲーのコミュニティの質問スレッドで「これはライトハンドで弾くんですか?」って質問したことありましたからねw別に弾いても良いとは思いますが初々しい高校生の時の思い出ですw

メリット②難しいコードを押さえられる

手が大きい人は通常サイズの人だと押さえにくいようなコードでも無理なく押さえる事ができます

もちろん練習は必要ですが、小さい人に比べれば取り組みやすいと言えます

押さえるのが大変なコードといえば、例えば6弦ルートのアドナインコードですね

これは6弦ルートのFアドナインコードですが、かなり指を開かないと押さえられません

ただでさえ押さえにくいフォームで、しかもローポジションでフレットの間隔が広いのでキツイです

正直本番でこのコードを押さえろ!と言われたら相当練習すると思います

僕は手が大きい方でなく、手首から中指の先端までを測ってみたら約18センチくらいだったので平均的だと思いますが、このコードはかなりキツイです

手が大きいとこういった手のストレッチが必要なコードでも押さえられるので平均的な僕から見れば羨ましいです

手が大きい人のデメリット

手が大きい人のデメリットは次の2点です

  1. ハイポジションが押さえにくい
  2. 指に無駄な動きが生じやすい

デメリット①ハイポジションが押さえにくい

ギターのフレットはローポジションほど広く、ハイポジションほど狭くなっていきます

ローポジションの時は良くても、ハイポジションになるとフレットが狭いため目的の音以外の音を出してしまう事があります

18フレットを狙ったけど19フレットを押さえてしまった・・・というミスが起きやすいです

また、フレットの狭いハイポジションだと指が絡まりやすいです

難解なフレーズを弾こうとしても指が長いと絡まってしまい、ミスが生じてしまいます

デメリット②指に無駄な動きが生じやすい

ギターのフィンガリング(指の動き)は、極力無駄な動きを小さくするとスムーズにできます

手が大きいぶん小さい人に比べて指の動きが大きくなるので、指に無駄な動きが生じやすくなってしまいます

もちろん練習により改善可能ですが指が長い人にとっては一刻も早く改善していきたいポイントです

ギターは手が小さくても全然弾ける

昔、テレビ番組でギターのうまい子供たちが特集されていたりしましたね

今でもYoutubeとかで検索すれば見れますよね

あの子たちを見てると手の大きさ云々なんて言ってられない・・・と思ってきませんか?

手の小さい人は小さいなりの弾き方をすれば良いんです

無理にでかい人の弾き方をしなくたって良いんですよ

また、指に障害を負ってもなお演奏活動を続けたギタリストも大勢います

僕はジャンゴ・ラインハルトというジプシージャズのギタリストが好きなんですけど、彼は若い頃大火事で左手の薬指と小指に障害を負ってしまったそうで、弾き方を変えざるを得なかったそうです

でも並々ならぬ努力によってハンディキャップを克服し、その弾き方によって独特のフレージングを生み出し、今日までたくさんの人に愛され続けています

弾き方次第で全然演奏できるんですね

まとめ:手が小さいなら小さいなりの利点を生かそう!

手が小さい人の利点は、手が大きい人のデメリットそのままです

ハイポジションは小回りよく弾けるし、指に無駄が生じにくいです(手が大きい人に比べればですが)

要は一長一短。良いところもあれば悪いところもあります

隣の芝生は青く見えるものですが、手が大きい人から見れば小さい人のことを羨んでいたりするものです

自分なりに見合った弾き方を身につけていきたいですね