どうも、むかみです
僕はグレッチというメーカーのギターを所持しているのですが、このギターをセッションなんかで持っていくと結構珍しがられます
見た目的にも大きいし、インパクトがありますもんね
僕もグレッチが好きで(と言っても1本しか持ってませんが)一時期はグレッチしか使っていませんでした
今回は僕がずっと使ってきたグレッチギターを使ってきた経緯とその魅力・弱点を解説していきたいと思います
グレッチって実際どうなん?という人のための参考になればと思います
きっかけはブライアンセッツァー
僕がグレッチを使い始めた理由は、ブライアンセッツァーというギタリストに憧れて、「いいなあ、俺も彼みたいに弾いてみたいなあ」と購入したのがきっかけです
彼はもともとストレイキャッツというバンドでデビューして、僕もそこから聴き始めました
BSでやってたベストヒットUSAという音楽番組でストレイキャッツのライブ映像を見たんですが、痺れましたね
「超かっけえ!!!」
頭はリーゼント、肩にはタトゥー、黒い革ジャン、金髪、薄いアイメイク、演奏、動き、歌声、そしてグレッチ・・・
当時は全てにおいて衝撃的で、速攻でAmazonにてCDを買いました
1stアルバムの『Stray Cats』から順番に聴き始めたんですけど、もうやられましたね
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ブライアンについての魅力を語った記事もあるのでよかったらご覧ください
とにかく僕がグレッチを使い始めたきっかけは、ブライアンセッツァーというギタリストの影響でした
グレッチギターの特徴
やはり目を引くのはそのゴージャスなルックスですよね
これぞロックンロール!って感じ!
僕の持ってるのは6120という型で、虎縞模様が特徴的です
これはフルアコと言ってボディ内部は空洞になっているので、アコギに近いと言えば近いですね
なので普通にアンプ繋がなくてもそれなりの音量が出ます
奏でる音色もかなり綺麗でうっとりします
事実、僕はアンプを繋がないでグレッチを弾いてた時期も結構ありました
今だと繋げるならアンプに繋いで弾きたいですが、当時は生音だけでも全然満足でしたね
あと、グレッチといえばこのアームですよね
コードを押さえた状態でこのアームをチョイっと押してやると頭がふんわりしてきます(キマっちゃってる)
よくブライアンセッツァーのライブ映像を見てアーミングの仕方を真似して悦に入ってましたね
アンプはクリーン系が一番合うと思った
音に関してはあまり歪ませずにクリーン系の音が一番合う気がしますね
僕は歪ませるギターは別のソリッドタイプのギターを使いますし、グレッチで歪ませることはないですね
もちろんグレッチでバリバリに歪ませる人もいますが、個人的にはクリーン系のアンプに繋いで極力エフェクトを使わずにアンプ直に近い状態で弾くスタイルが好きですね、グレッチに関しては
グレッチはよくフェンダー系のアンプに合う、ということをよく耳にしますが、まさにそうだと思います
僕もフェンダーのアンプを使っていて、よくそれに繋いで弾いてました(今は売っちゃいました)
また、ローランドのアンプにもよく合うと思いましたね
逆にマーシャルとかよく歪むタイプのアンプにはちょっと違うかな?と感じました
が、この辺は完全に好みでしょうね
グレッチの重量は意外と軽い
見た目がアコギくらい大きいので、重量もそれなりにあるのかと思いきや、そうでもないです
片手で全然持てるレベル
うし、弾くか!って言ってスッと弾けるお手軽さです
普通にソリッドタイプのギターの方が重いです
僕はレスポールも持っていますが、グレッチを弾いた後にレスポールを持つと「おっも!!」ってなります(ちょっと大袈裟ですが)
よくよく考えたらフルアコグレッチは中が空洞になっていて、ソリッドタイプは木が詰まってるんだから当然と言えば当然なんですかね(ソリッドでも木をくり抜いて軽量化したものも多いみたいです)
グレッチの弦交換はかなり面倒
グレッチの弱点の一つとして、弦交換がかなり面倒という点があります
というのも、グレッチの多くはビグズビーというユニットを採用しているんですが、その構造は弦のポールエンドという玉の部分を挿してぐるっと回転させてその状態で弦を貼るので、これがまあ外れるんですよねw
最初のうちなんて2時間近くかかりましたからね、弦交換に!
そのうちだんだんコツを掴んできて、他のギターと同じくらいの時間にまで短縮させることができましたけど、全くの初心者だとちょっと泣きが入るレベルです
片手でポールエンドを押さえながらもう片方で弦を巻いていきましょう
僕が天津飯なら四妖拳でも使って楽ちんなんですがね。あいにく僕は排球拳しか使えません。いくわよー!!
電動ストリングワインダーという神アイテムを使うようになったら、グレッチの弦交換がかなり楽になりました
ハイフレットはレスポール以上に弾きにくい
よく、レスポールの難点はハイポジションの演奏性が悪いなんて話を聞きますが、グレッチほどではないな、と感じます
僕の所持しているギターで比較しましたが、レスポールと比べて2フレット分グレッチの方が短いです
僕はグレッチの後にレスポールを弾き始めましたが、「え、そこまで弾きづらいかなあ」という印象を受けました
もちろんこれはシングルカッタウェイモデルの話で、弾きやすさを求めるならダブルカッタウェイにしたら?とかいう話になってくるのですが、個人的にはシングルカッタウェイの見た目が好きなんですよね
ギターによって弾き方を変えていくのも良い経験になると思うのでこれはこれでありかなあと今では思いますね
チューニングは不安定だけど、それ以上にアーミングが気持ちいい
ビグズビーを採用している関係上、チューニングは不安定と言えます
アームでギュワーンってやるのは最高に気持ちいいんですけど、遊びすぎるとチューニングがすぐにズレる傾向にあります
ただこれはいろんなナットとか色んなパーツの要素も含まれるので、グレッチ=チューニング不安定というにはちょっと乱暴かな?という気がします
僕はあまり気にせずギュワンギュワンアーミングで遊んでます
他のアーム付きギターでは味わえない感覚ですね、ビグズビーのアーミングは
めちゃくちゃ気持ちよくヴィヴラートが掛かってくれます
まとめ:グレッチはいいぞ
グレッチには弱点も意外とあって、初心者泣かせなとこは正直あります
でもそれを覆すほどの魅力が絶対にあります
ただ安価なギターというほどでもないので、ホイホイ買うにはちょっと勇気が入りますねw
一度楽器店なんかで眺めたり試し弾きしたりして「あ、これいいかも」と思ったら購入してみてください
グレッチの魅力を存分に感じて楽しみましょう
グレッチはいいぞ