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独学ギタリストは要注意!ギターがマンネリ化してきた時のカンタンな対策を解説

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・最近、ギターを弾いててちょっとマンネリ気味

・何か新しい刺激が欲しい

こんな悩みを抱える独学ギタリストも多いですよね

確かにギターを長いこと続けているとマンネリ化してくることもあるかと思います

そんな時には今の自分が「ちょっと難しそうだな」と思う背伸びした曲に挑戦することをお勧めします

これは実際に僕が試してみた方法の一つなんですが、これを実践したことでギターに対するモチベーションが上がり、演奏する意欲が湧いてきました

2020年現在でギター歴12年になりますが、ここまで続けてこられたのはこの方法を実践してきたからだと思っています

この記事では、成長を実感できないギタリストが、ギターを演奏するモチベーションを維持しつつ、成長を感じられる方法について解説していきます

そもそもギターを続けていられること自体が凄いこと

ギター制作会社の中でも有名なフェンダー社の調査によると、ギター初心者の90%は1年以内に挫折してしまっているようです

リンク先はこちら(英語です)

挫折の理由は人によって様々ではあると思いますが、せっかく縁があってギターを始めたのに1年足らずで辞めてしまってはもったいないですよね

この記事を読んでいただいてる方がギター歴何年かは分かりません

でも「自分は何年もギターを続けているのに成長できてない・・・」なんて思っているとしたら、まずはギターを継続できていること自体が凄いことなんだということを自覚して欲しいです

成長が実感できない原因はモチベーションの低下

そもそもとして、成長が実感できないのはギターに対する情熱、モチベーションが低下してしまっているのが原因です

ではなぜ、モチベーションが低下してしまうのかというと、できることしかやらないからだと考えます

極端な話ですが、3弦5フレットから始まるドレミファソラシドを弾ける人が、1ヶ月全く同じことを続けていてモチベーションが保てるかと言ったらそうは考えないですよね

「これさえやっておけば、あとは大丈夫!」という思考停止が、ギター演奏において成長を阻害させる要因になってしまいます

成長を実感させるためには、新しいことに挑戦して、今までできなかったことをできるようになる達成感を得ることが重要です

3弦5フレットから始まるドレミファソラシドが弾けるのなら、別のポジションからでもそれを弾けるようにするとか、今までできなかったことに挑戦してみることです

そうすることで日々のギターのマンネリ化を防ぐことができます

筆者の体験談

僕は20代前半の頃、ブルースやロカビリー曲を主にコピーしていました

もちろんそれはそれで楽しいし、いろんな曲をコピーすることによって達成感も得られてはいたのですが、何か物足りない気がしていました

ですがある時、【トミー・エマニュエル】というギタリストの演奏を耳にした時に、衝撃を受けました

アコギ1本でここまで曲を完結させていてフレーズも素晴らしいし、カッコいい!!

すっかりギターインストものの虜になっていました

当然興味も湧いてきてコピーしてみようと思いましたが、今まで取り組んだことのない系統の曲だったので、かなり戸惑いました

サムピックをはめて親指でベースパートを弾きながらなおかつメロディを弾く

今まで使ったことのない指の動きをすることになり、かなり苦戦したのを覚えています

しかし下手なりにも毎日取り組んでいて、昨日できなかったセクションができるようになると、今まで感じたことのない達成感を感じました

最初は「自分にはこういう曲は難しいかなあ」と思いながら練習していましたが、やっていくうちにだんだんと体が覚えてきて、少しずつですが前に進むようになっていきました

この時に僕はちょっと背伸びするくらいの曲に取り組むと成長を感じられると実感しました

今の自分には少し難しいかな?と思うくらいの難易度の曲を練習してみる

日々の成長を感じられるようにする具体的な対策として、1日30分でも良いので時間を決めて現時点の自分のスキルだとちょっと難しいかな?と思うくらいの「背伸び」した曲に挑戦することです

個人的には、スマホアプリのタイマーを使って時間を決めると良いですね

逆に言えば、時間を決めずにダラダラやってしまうと次第にダレてしまってテレビやYouTube、SNSなどに走ってしまうのでスマホアプリ を使って時間を決めるのはお勧めです

まずは自分が集中して新しい曲にチャレンジする環境を整えてあげるとメリハリがついて集中できます

そしてこの方法には、2つのメリットがあります

  1. 向上心が芽生える
  2. できた時の自分が好きになり、自己肯定感が高まる

メリット①向上心が芽生える

自分が今までできなかった曲を弾こうとするには

  • 「この指の動きをマスターしよう」
  • 「このフレーズを弾けるようにしよう」

など、色々自分で模索するようになります

その結果、日々惰性で弾いてる人よりも大きく前進することができて、「自分はもっと上手くなりたい」と向上心がメキメキと湧き上がってきます

自分のお気に入りの曲を延々と弾くのも良いですが、やはり自分の弾いたことのない未知の曲にチャレンジすることの方が、新しい発見もあって刺激的になるはずです

メリット②できた時の自分が好きになり、自己肯定感が高まる

自己肯定感とか自己啓発チックな言葉を使いましたが、これ結構大切なことです

今までできなかった曲が弾けるようになると、自分を褒めたくなります

「なんだ、俺って結構やるじゃん」

もちろん慢心しすぎると良くありませんが、自分を褒めるというのは物事を継続するにあたっては必須項目です

ちょっと難しい曲にチャレンジしている自分を褒めてあげると、結果的に自己肯定感が高まり、ギターをもっと好きになれます

その結果ギター演奏が楽しくなり、もっと別な曲にチャレンジしてみたくなるという好循環が生まれます

まとめ:成長を感じるために少し「背伸び」した曲にチャレンジしてみよう

日々のギター演奏がマンネリ化してきた・成長を感じなくなってきた時は、少しだけ「背伸び」した曲にチャレンジしてみてください

「今の自分には難しいかなあ〜」と思ったその時こそ成長のチャンスです

難しそうと思った曲ができるようになった時の感動や達成感は何物にも代え難いものがあります

音楽を一生モノの趣味として楽しんでいくためにも、常に新鮮な気持ちで楽器に取り組んでいきたいですね