ギターを弾き続けるにあたって必ず弦交換という工程が必要になってきます
・弦交換の時間をもっと短縮できないか
・チューニングがもう少し安定しないものか
こう悩む人も少なくないでしょう
そんな方にはロック式ペグというギターのペグを使用することで悩みを解決できます
今回はロック式ペグのお勧めポイントや使い方について解説していきます
ロック式ペグは弦を何周も巻かなくて良いペグ
ギターの弦というのは通常、ペグに弦を通して何周か巻いていきます
対してロック式ペグはストリングポストと呼ばれるところに弦を通してロックするだけで弦が固定されるので、通常のペグのように何周も巻く必要がありません
僕もロック式ペグのギターを一つ所持していますが、使い勝手はかなり良いです
ロック式ペグが初期装備されているギターも多いですが、後付けで自分のギターをロック式ペグに交換することもできます
ただしその場合、1セットで1万円近く予算がかかることが多く、初心者には少し敷居が高く感じるかもしれません
新しいギターを購入する際、ロック式ペグが導入されているかどうかもギターを選ぶ基準にしてみても良いかもしれませんね
ロック式ペグの弦交換のやり方
ここからはロック式ペグの弦交換のやり方について解説します
弦交換自体よく分からないという方は、初心者向けにギターの弦交換のやり方を解説した記事があるので参考にしてみてください
ロック式ペグにもいくつか種類がありますが、基本的な考え方は
ストリングポスト(ペグの穴)に弦を通してロックする
これを覚えておけばどのタイプのロック式ペグでも使えます
今回は僕が所持しているポールリードスミスのCustom S2というギターを例にして解説していきます
まず通常通りギターの弦をストリングポストに通します
そして上に付いているツマミを時計回りに回します
こうすることで弦がその位置で固定されます
手締めだけだと締めが弱いので、硬貨などでもう少し強めに締めます
ちなみにピックで締めたらピックが割れます(経験済み)
ここであまり強めに締めすぎると弦が切れるかもしれないので、軽くキュッと締めるくらいで十分です
あとはいつも通り、ペグを回してチューニングを合わせるだけです
通常のペグで行っている、弦を何周も巻くという工程を不要とするのでとても楽ちんですね
ロック式ペグのメリット
ロック式ペグのメリットとしては、次の二つです
- 弦交換がとても楽
- チューニングが安定する
①弦交換がとても楽
最大のメリットが弦交換が楽になることです
何しろ通常の弦交換のように弦を何周も巻かなくて済むので弦交換の時間がはるかに短縮できます
弦をきれいにくるくる巻くのって意外と神経使いますからね
時短アイテムとしてもロック式ペグはとても優れています
弦交換が面倒!という人にもお勧めのアイテムですね
②チューニングが安定する
通常のペグの場合、何周も巻いているのでチョーキングなどを行った場合に弦が緩んだり引っ張られ、その際にチューニングが狂いやすくなってしまいます
それに対してロック式ペグは弦を巻く必要が無いので、それに起因するチューニングの狂いを防ぐ効果があります
ただし、ギターというのはもともとチューニングが狂いやすい楽器なので必ず狂わないというわけでは無いので注意してください
とはいえ、通常のペグに比べてチューニングの安定度は高いのでここはメリットと言えると思います
まとめ:時短としてロック式ペグを導入する価値は十分あり
ロック式ペグを導入すると、弦交換の時間がはるかに短縮できます
特に多弦ギターを使っている人ほど、導入の恩恵は大きいでしょう
・弦交換の時間を短縮したい
・チューニングをもう少し安定させたい
こういう悩みを抱えている人は、一度ロック式ペグの導入を検討してみてはいかがでしょうか