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【ギター初心者】パワーコードは小指を使うべきなのか?各押さえ方のメリットを解説します

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ロックギターでは定番のパワーコード

2本の弦を押さえるだけでコードが弾けるので初心者の方もパワーコードから入る人も多いのではないでしょうか

このパワーコード、人差し指と薬指で押さえるのか、もしくは人差し指と小指で押さえるのかどちらが正解か迷ったことはないですか?

結論から言うといずれはどちらでも押さえられるようになるのが理想です

ですが、初心者のうちは

  • 手の大きい人→人差し指と薬指
  • 手の小さい人→人差し指と小指

このように使い分けると良いでしょう

僕は最初の頃は人差し指と薬指で押さえていて、のちに小指を使うフォームに移行しましたが、今は状況によって使い分けるようにしています

ではそれぞれの押さえ方によるメリットを詳しく解説していきますね

パワーコードを人差し指と薬指で押さえるメリット

パワーコードを人差し指と薬指で押さえるメリットとしては

  1. 余った小指を使いバッキングにバリエーションを持たせられる
  2. 1フレットごとに指のポジションを任せられるので分かりやすい

この2つが挙げられます

①余った小指を使いバッキングにバリエーションを持たせられる

パワーコードを人差し指と薬指で押さえられるようにすると、小指が余ります

余った小指で他の音を追加することで、バッキングにバリエーションを持たせることが可能です

例えばブルースなどで多用されるこのようなフォーム

これは薬指もしくは中指でパワーコードを押さえていないと押さえられないフォームです

ブルースの他にもロックンロールでは定番のバッキングです

他にもアルペジオで音を伸ばしたり、小指でメロディを追加したり、小指を余らせることでできることって結構あるんですよね

②1フレットごとに指のポジションを任せられるので分かりやすい

ギターを弾く際は指のポジションを決めておくと弾きやすいです

5フレットを人差し指と決めていたら6フレットは中指、7フレットは薬指、8フレットは小指、と言った感じです

小指でパワーコードを押さえていた場合、このポジションの概念が少し崩れることになりますが、薬指を使うと一定のポジション間隔で弾くことになるので分かりやすいです

ギターはハイフレットに行くにつれてフレットの間隔は狭くなっていくので、その場合でも薬指を使って一定の間隔で押さえていた方が弾きやすいことが多いですね

パワーコードを人差し指と小指で押さえるメリット

パワーコードを人差し指と小指を使って押さえることのメリットは

  1. 手の小さい人でも安定して押さえられる
  2. コードの転回形も楽に押さえられる

この2つが挙げられます

①手の小さい人でも安定して押さえられる

小指を使ってパワーコードを押さえると、手の小さい人でも安定して押さえることができます

薬指を使っていた場合、手の大きさによってはキツイ人もいますよね

そうなるとフォームも安定せずにノイズが出てしまうこともよくあります

また、小指を使うことで不要な弦に触れてノイズを抑制することもしやすくなるので初心者の方にもお勧めですね

②コードの転回形も楽に押さえられる

コードの転回形というものがなんなのかは少し理論的な話がつきまとってくるので、初心者のうちはまだ知らなくて大丈夫です

好きなアーティストのバンドスコアなどを見ていると普通のパワーコードに比べて1フレット分間隔が広いパワーコードが出てくることがあります

あれはコードの転回形を演奏したもので、そういった転回形のコードが出てきたときも、あらかじめ小指で押さえておけばコードチェンジが簡単にできるようになります

薬指でパワーコードを押さえていた場合でも対処できますが、小指を使っていた方が圧倒的に楽です

10年以上ギターを弾いている僕でもやりづらいと感じているので、そういうパターンはあらかじめ小指を使うようにしています

まとめ:初心者のうちは手の大きさによって使い分けていこう

今回の解説をまとめると以下のようになります

人差し指と薬指で押さえる
  1. 余った小指を使いバッキングにバリエーションを持たせられる
  2. 1フレットごとに指のポジションを任せられるので分かりやすい
人差し指と小指で押さえる
  1. 手の小さい人でも安定して押さえられる
  2. コードの転回形も楽に押さえられる

初心者のうちはあまりメリットに囚われず、自分の押さえやすい形から入ってみるのがベストです

そして慣れてきたところで別な押さえ方にチャレンジしてみると良いです

それぞれの良いところをうまく使い分けて柔軟な姿勢でギターを弾いていきたいですね