現代ポピュラー音楽の基礎とも言われている音楽がブルースです
ブルースと一口に言っても、細分化すると本当に多岐に渡ります
しかしながら、ブルースはあらゆる音楽の基礎とも考えられることも多く、とても重要な音楽です
今回はブルースをあまり聴いたことがない方向けに、これだけは聴いて欲しい曲を３つ厳選しました
ジャンルがジャンルだけに名曲は本当にたくさんあるので、今回ご紹介する曲をきっかけにブルースに興味を持ってもらえたらと思います
- The Thrill Is Gone/B.B. King
- Dust My Broom/Elmore James
- Pride And Joy/Stevie Ray Vaughan
The Thrill Is Gone/B.B. King
ブルースと言ったらこの方を外すわけにはいきません
あらゆるミュージシャンが影響を受けたとされているブルース界の巨匠B.B.King氏です
ギタリストとしても著名ですが、彼は小さい頃教会でゴスペルを歌っていたので、その歌声も声量がすごく、迫力があります
また、歌う時はギターを弾きながらではなく、合いの手的にギターを弾くというのも彼の特徴の一つですね
この【The Thrill Is Gone】という曲は、ブルースでありながらあまり泥臭さを感じさせない、どちらかというと都会的なイメージが強い曲です
B.B.King氏の曲は技術的な難易度は高くはありませんが、その独特なベンドやヴィヴラート、音色を表現するのは至難の業でしょうね
2015年に惜しまれながら亡くなってしまいましたが、彼の名は間違いなく歴史に残っていくことでしょう
Dust My Broom/Elmore James
スライドギターが印象的な曲です。スライドギターと言ったらまずこの曲でしょうか
スライドギターとはボトルネック奏法とも言われる奏法で、元々は酒瓶（ボトル）の首（ネック）を切り取って指に装着して独特の音色を出していたそうです
僕もよく家にあったコップとかで試したりしましたねw
今はスライドバーというものが売ってるので、それを装着して弾くことができます
小指につける人もいれば、薬指につける人もいたり、方法は様々です
またこの曲のバッキング方法はブルースの基本ともいえる奏法なので、是非ともマスターしておきたい項目ですね
Pride And Joy/Stevie Ray Vaughan
今回ご紹介する中でも新しい曲です（と言っても30年以上前ですが）
スティーヴィー・レイ・ヴォーンはもろブルースというよりは、ブルースにロックやジャズなどの要素を吹き込んでブルースの可能性をさらに広げた人物です
個人的にスティーヴィーの曲は全部好きですが、シングルカットもされていて最もポピュラーである【Pride And Joy】という曲を選びました
ブルースってなんか泥臭いから苦手・・・という人でも、この曲からなら苦手意識を緩和できるのではないでしょうか
この曲は毎回ライブでも演奏されている人気の高い曲で、スティーヴィーの曲の中では難易度もそこまで高くない方なので最初にチャレンジする曲としても最適だと思います
スティーヴィー・レイ・ヴォーンに関しては、別記事でもっと深く語った記事があるので合わせてご覧になってみてください
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まとめ
今回はお勧めのブルースの曲を３つ選んでみました
若い人にとってはあまり馴染みがない音楽かもしれませんが、世に溢れているポピュラー音楽はブルースが根源と言っても過言ではないくらい重要なジャンルです
それだけに歴史上の名曲も数多く存在し、3つに絞るのは結構きついので結局は個人的な好みの選曲になりました
この記事がブルースに興味を持つきっかけになれば嬉しいです
